2005年9月23日15:35

今日から三連休になるのだが、昼はちびっとだけ勉強した。
それなりに脳内麻薬は分泌されている。椎名林檎を聞き始める。
そして、改めて山本直樹は天才だと思ってしまう。「極めてかもしだ」の一巻を読んでそう思った。
「テレビばかり見てると馬鹿になる」を昨日ブックオフで買ったけど、すぐに読み終えてしまえるのである。
純文学に走っている山本先生は、正直どうでもいいのかもしれない。ペン入れして漫画描いてる山本作品は全部欲しくなった。
諸葉萌え、大波ひろえ萌え萌え。やはり山本先生は世界一の萌え漫画家ではないかと疑ってしまう節があるのである。
こけティッシュって頭に残るフレーズだなぁ。こういう何気なくも面白い、クスッときてしまいそうな言葉を繰り出すことのできる、こういう事やらせたら本当に世界一、掛け値なしの天才だなぁと思う。ただ俺には森山塔がどうしても理解できないのである。
俺の中で山本直樹は天才である、間違いなく。だが森山塔は何でもない汚らわしきエロ漫画家に過ぎないのである。俺に恐怖を浴びせた森山塔、俺はこいつを許すことができないのである。
このジレンマは正直、特殊すぎて気が狂いそうになる。俺は山本先生は大好きだ、大好きなのに、なのに、同一人物の描いたとされる、「エロ」と釘打った作品を読むことができない。
勿論作品としてのカラーは違う。そういうもの、エロとして描いた森山の作品と、山本直樹としての作品は幾分違う。
だが、共通性は人目で分かるほど、ぶっちゃけ共通性など論う必要も全く無いほどに、特に違いはないのである(意味分かるか?)。
要するに殆ど変わらない。クールでシニカルなテイストは森山作品の方が若干露骨なだけで、殆ど大差ないではないか。
やはり、先入観・・・だろうか?俺の最も良くない部分である。だからはだしのゲンも読めない。自分が今勉強しないことも関わってくるんじゃあないだろうかか・・・・?
なんて考え始めると元も子もなくなってしまうので言及しないが。
とにかく先入観は良くない(そっちに行き着いたか?俺)。
まぁ、結論はどうでもいいか。

それと最近石田敦子にもハマっている。この人はアニメーターから漫画家になってことが決して間違いではなく、天職だった人である。
ちょっと山本直樹のタッチのような気もした(スピリッツの読み切りはね)。
アニメーターが漫画始めたから・・・っつー訳ではなくて(まぁ垣野内成美と比べれば圧倒的ではあるからそれはそうなんだけど・・・)、女性作家として応援したい。
コミックス集めねば(山本同様、この人の本もなかなか見つからないのよねぇ・・・・)。

テレビばかり見てると馬鹿になる (Manga F comics)

テレビばかり見てると馬鹿になる (Manga F comics)

アニメがお仕事! 1 (ヤングキングコミックス)

アニメがお仕事! 1 (ヤングキングコミックス)