僕は・・・嫌だ。

遅まきながら先日『リーンの翼』を全話視聴したのだが、案の定、僕には辛かった
“作家”としての富野作品、あるいは作家然とした富野本人のそれに関して些かの興味も持たない自分というものを改めて再確認させられた印象だ
「作家」富野由悠季を礼賛するファンが多いことは知っているし、そこに魅力を感じるという人の気持ちというものも、それなりに汲めるつもりだ
ではあるが、昨今ますます顕著になっている様な気がする――作家として、何より文化人として振舞いたがっている富野由悠季一個人に対して
ファンがそれを過剰に認めてしまうことは、僕には出来ないし、してほしくない
作家として自覚的になってしまう富野なぞ、富野ではない
少なくとも僕はそんな富野は見たくないのだ


・・・とは言え、これは妄言だな

リーンの翼 1 [DVD]

リーンの翼 1 [DVD]