「宇宙戦艦ヤマト2199」はとてもとても、よい作品なのだと思う。

今年のシリーズアニメの中では特に楽しく鑑賞している作品のひとつです。
現代的な要素も多分に含まれたリメイクではあるのですが、やはりにじみ出る古臭さに惹かれてしまいますね。
内容的な部分だけでなく、脚本、演出、作画、そして音楽と、どっしりと構えた堅実でしっかりした作品というのは、近年非常に少なくなっている印象です。
やはりメインスタッフ大半が成熟した中堅、ベテランの方々による部分が大きいのだと思うし、個人的に、一視聴者として彼らスタッフに委ねられ作品を視聴している感覚が非常に心地よくて、作品的な部分とはまた別にうっとりとした時間を過ごせる良い作品だなあと思うに至りました。
最近のアニメ自体を見るのがもう、本当につらくなっている、ジェネレーションギャップを感じずにはおれない年齢に差し掛かっている自分なのですが、こういう作品にめぐり合うことができるのは、アニメファンとしての自分はまだまだ幸せなのだなと思うべきなのでしょうか。

宇宙戦艦ヤマト2199 1 [Blu-ray]

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