極上生徒会

で、その週にかけて俺は極上生徒会にハマッてしまうのであった。これはね、監督・岩崎良明&脚本・黒田洋介のタッグなんだけどね、
キャラクターデザインのナチュラル&古風な感じの、あれよ。
コナミだからってのは確かにあるかもしれないんだけど、それにしてもかなり今のオタク達が見る分にはキツイ絵をしていると思うよ。
俺は、すごいストライクゾーンだったけどね、でも俺も会長には萌えられないから、そこがまたニクいんだけどね(爆)
内容に関してはまず、世界観がナイスである、黒田本人の日記によると三割が女性視聴者だと言う。三割の女性視聴者、純粋な女性を相手に出来るような作品作り。
これは、俺としては半分くらい女性でも良いと思うんだけど、とにかくだよ、男が作った物が女性に受け入れられるってのはやっぱり、理想的なアニメ作品な訳だ。

極上生徒会が多少なりとも女性に受け入れられて、かといって男性にも拒絶されずに・・・と言うのはいい傾向だと勝手に思っている。
パクリを極端に嫌悪する俺が「極上生徒会!」なんてストレートな事を言ってからに・・・、何故?と思うかもしれないが、これにはちゃんとした理由があるのだ。


極上生徒会・・・あんなにナイスで扱いやすい世界観を持ちながら、実に勿体無いと思ってしまう、まぁ黒田が仕事掛け持ちしまくってるから一つくらい手を抜かないとやっていけないのだろうけど・・・。
それは分かるんだが(極上生徒会は)話があまり面白くないのだ!!(苦笑)でも、これも俺にとっては実にいい傾向である。
これを(極上生徒会を)、もしちゃんと作ったら、・・・それはどんなに面白いだろう!!、こう思ったからである。
そう思ってしまうのである。少女漫画のエッセンスを作品に投入させることで、作品は多少華やかな感じが出るだろう、それも上品な華やかさである、男性漫画の言う華やかさは反対に下品な華やかさとなるのである。
それを取っ払うというより、女性漫画のそれに入れ替えてしまうことで上品な仕上がりになり、同時に作品の読者層の窓口も広がるだろう!と確信するのだ。(2005年6月13日19:47)


『極上生徒会』感想とその後 - のらくろぶろぐ

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