『僕らはみんな生きている(の映画)』を今更見た
山本直樹のファンなら誰しもが御存知と言ったところでしょう
「僕らはみんな生きている」の原作版・・・とでも言えば良いのか、元になった映画版です
ずーっと探してはいたんですが今の今まで機会を逃し見送っていた次第でありまして・・・
先日GEOでレンタル落ち商品として発見、100円で購入(一緒に八犬伝新章4話もGET)
事前にネットの下馬評で(漫画版と比べて)つまらないと散々聞かされていたのであまり期待せず見たんですが・・・
意外や意外、かなり面白かった
何より漫画とストーリーが殆ど変わってないのにびっくり
台詞も特に変わってないし
僕は山本直樹が書いたから「僕らは〜」はあんなに面白いんだとずっと思っていたんですが
脚本段階で抑えるとこはきっちり抑えてあったみたい
ただ漫画版の方が元の構成に則して書かれているのかな?
漫画を先に読んだからなのかもしれないが映画の方はかなり勇み足で進んでいく様に思えました
個々のエピソードはちゃんと拾ってるんですけど消化不良が否めない感じ
勿論尺的な都合もあったんだろうから当然でしょうけどね
あとこれは仕方がないのかもしれないけど漫画かかった台詞やシチュエーションがやはり実写だと薄ら寒かったですね
この点一色氏本人が山本直樹に漫画を依頼した訳が多少飲み込めるかもしれない
まぁ漫画の方は山本節も満載でシニカルで面白おかしないつもの山本漫画にはなっているかなと思うんですが
ただ、大筋に至っては本当にまったく同じではあるんだけど
井関のエピソードとかオチも含めてああいう風に膨らませられるというのはやっぱり山本直樹ならではかな、と
まぁ漫画の方は本当にオススメですから是非読んで欲しいですね、基本ブックオフ行けば置いてあるはずだし
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僕らはみんな生きている 1 いらっしゃいませ (ビッグコミックス)
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