エヴァパチンコ漫画『奇跡の勝ちは』1巻をようやくゲットした

『奇跡の勝ちは〜最上さくらの出玉補完計画〜』第1巻を900円ほどで安価に入手した。

おそらくこのブログでも以前取り上げた、3年ほど前(2009〜2010年)がこの漫画の中古取引が一番過熱していた頃で、一時期は4〜5000円台でプレミア取引されており、さすがに手が出せない状況だったのは苦い思い出だ(汗)
やはり部数が一番出ていないからなのだろうが(そもそもこの作品は初版だけで、どの巻も2刷はされていないと思う)今でも1巻は最低でも定価(600円)の3倍ほどの相場が基本らしい。
それにしても、この作品、現在も続いているとは…。正直内容的には完全にマンネリ化していると思うし、ミーちゃんをレギュラー化させた以降はパチンコ以外の日常描写も気持ちあっさりしたものになってしまい、加えてギャンブル色も濃厚になり、いわゆる凡百のパチ漫画にシフトしてしまった気がしなくもない。読み返してみてもやっぱり最初の4、5巻くらいまで(以前ここで紹介したあたりまでの巻)が素直に面白いと思える。


それはともかく1巻の内容だが、法外なプレミアのせいもあってちょっと期待しすぎていたのか、何か、2巻以降とは全然毛色の違う、まだスタイルの確立されていない頃の“キセ勝ち”が楽しめるのではないかと、勝手に自分で想像を膨らませていたのは多少の誤算であったかもしれない。
基本的にはいつもの、OL女子がひたすらエヴァのパチンコを打って打って打ちまくる萌え系パチンコ漫画、それは連載当初から相も変わらず、紛れもなく、いつものキセ勝ちだった。ただ興味深い相違点などは見当たったので、以下に画像を貼って列挙しておきます。



2話。まだ例のリツコ似が出ていない頃、こんな(笑)キャラも登場(リツコ似が登場して以降はまったくの出番なし)



さくらのパチンコでの散財があまりに過ぎるので、後の巻では20代のOLとしてはあまり生活観が感じられない部分も多かったが、こういう場面も一応はあったのね。




以前2chのキセ勝ちスレで、初期はさくらがタバコを吸っていたとの書き込みがあって、単行本ではジュースに修正されていると聞いたのだけど、このシーンではないかな。アップで見るとジュースの部分だけ書き直したように見える。



3話。このキャバ嬢は誰だよって感じのミーちゃん初登場だが、ここでは両脇の2人と同格のさくらの職場での同僚キャラ。むしろ他の2人の方がさくらとの絡みも多いし、見た目も今と変わらなかったり。



シンジLOVEでもあったとは意外。2巻以降そんな描写は特に見られないので。



10話。このシーンは素直に良かった。こういうところがあるからこの漫画は好き(別に自分はパチンカーではないが、キャラの思いに共感したくなるので)。




おまけ(さくらのプロフィール)

…orz(彼氏うらやましいっ)


あと
原作者の吉田小梅先生がブログを始められていたことを最近知りました(汗)
吉田小梅のブログ


『奇跡の勝ちは』って知ってます? - のらくろぶろぐ